会場の「広島大学きてみんさいラボ」は、広島駅近くにあり、広島大学の教育・研究成果及び情報発信の場として、公開講座や各種セミナーの開催、コワーキングスペースとして開放されている施設であります。
本フォーラムは、広島バイオテクノロジー推進協議会主催、バイオDX推進機構が共催で、協議会会員への地域コミュニティへの理解(今回、広島と沖縄が認定されたことを受けて)、今後のビジネス創出へ繋ぐことを目的として開催されました。
第1部では地域バイオコミュニティの概要と方向性として、沖縄バイオコミュニティ事務局(一般社団法人トロピカルテクノプラス)の渡嘉敷が沖縄バイオコミュニティに関する支援の取組み、人材育成、沖縄のポテンシャルと課題、参画機関の概要や活動状況について紹介をしました。
続いて、ひろしまバイオDXコミュニティからは、一般社団法人バイオDX推進機構 統括コーディネーター 奥原氏より、ゲノム編集の第一人者である山本氏(広島大学)らを中心し、ゲノム編集とバイオインフォマティクスをキーテクノロジーとして、産学共創コンソーシアム(JST 産学共創プロットフォーム共同研究推進プログラム:OPERA)、JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)に取り組んだことをきっかけに地域バイオコミュニティへ申請した経緯や、ゲノム編集技術で既に上市されている事例などの紹介がありました。