食のタイミングを考える時間栄養学の社会実装

　食品開発やマーケティングにおいて、時間栄養学の活用が注目されつつある。時間栄養学とは、これまであまり考慮されてこなかった「いつ食べるか」を考える、比較的新しい研究分野である。実際に、朝食やおやつ、夜食など、食シーンを考えた商品が巷に増えてきている。時間栄養学は、体内時計や睡眠研究がベースに基礎・応用研究が進められてきた。生活リズムを整える機能性食品成分の開発や、既存のサプリメントの効果的な摂取タイミングの検討など、生体内にある体内時計の機能を評
価することで答えを見出すことが可能になる。臨床研究では、食後高血糖の予防としての「攻めの間食」、たんぱく質の摂取タイミングを少し変えるだけでサルコペニア予防ができる可能性、食の内容ではなくタイミングのみを制限する8時間ダイエット法などが話題である。本講演では、基礎研究だけでなく、社会実装の事例も含め、時間栄養学の現状をお伝えしたい。

【日　時】令和7年3月6日（木）13:30 ～
【テーマ】食のタイミングを考える時間栄養学の社会実装
【講　師】広島大学大学院医系科学研究科公衆衛生学
　　　　　田原 優 准教授
【開催方法】オンライン（Zoom ウェビナー）
【お申し込み】https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_481uQrhGQNWFXHEf_KnD6g
【お問合せ先】
広島県農林水産局農業技術課伊藤（いとう）
電話 082-513-3559
メールアドレスnougijutsu@pref.hiroshima.lg.jp

※詳しくはチラシをご覧ください。  
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